涼しい家の工夫

外より部屋が暑い3つの原因とは?暑さ対策で涼しい家にする方法

外より部屋が暑い3つの原因とは?暑さ対策で涼しい家にする方法 涼しい家の工夫

夏が大好きな私ですが、暑さは苦手です。
そんな私が見つけた、部屋が外よりも暑くなる原因と、それを解決する涼しい家づくりのコツをお伝えします。

外より部屋が暑い3つの原因

ほとんどの方は、平日の明るい時間は会社で過ごすことが多いと思います。
特に外回りをしないオフィスワークをしていると、日中の暑さを感じることはほとんどありません。
しかし休日では、いつも働いている時間帯に家でくつろいでいると「この家、暑くない?」と感じるときがあります。
家によっては、エアコンをつけているのに外の方が涼しいなんてこともあります。

どうして家の中が外よりも暑いと感じてしまうのでしょうか?

暑い原因は家の断熱性が不足しているから

部屋が暑くなる大きな原因は、建物の断熱性が不足していることです。
建物の外側は常に外気に晒されており、特に夏は強い太陽の光にさらされています。
太陽の熱を吸収した外壁や屋根は、そのまま熱を溜め込みますが、壁や屋根の断熱材が不十分の場合はその熱を容易に室内に入れてしまいます。
窓からも強い日差しが入ってくるため、遮光性や断熱性が劣るカーテンをしている場合も同じです。

建物は、外からの熱を壁に保温している状態にもなるため、日が落ちてもなかなか家の中が涼しくなりにくいと言えます。
外より家が暑い原因は、外の熱や太陽光の伝達を防ぐ断熱性が家に不足しているのが原因です。

暑い原因は家の空気の流れが悪いから

断熱性を上げたとしても、風通りが悪いと室内の熱気や湿気が滞留し、暑さを感じやすくなります。
特に、湿気は不快指数を高める大きな要因です。

都市部などの人口が多いエリアでは、隣家との距離が近かったり道沿いに家があることで容易に換気ができない場合があります。
外よりも家の中が暑く感じる原因は、家の中の空気が淀んだままだったり、空気が滞留する場所があることが原因です。
湿度が高い日本の夏は適度な換気や、家の中の空気を滞留させないことが重要です。

暑い原因は家の電気機器の熱

うっかり見落としがちですが、テレビやパソコン、照明などの電気機器から発せられる熱も部屋を暑くする一因です。
照明や冷蔵庫、パソコンは触るとわかるほど熱を発しています。
特に、一年中稼働させている冷蔵庫は、外出中も熱を発するためエアコンをつける前から部屋を暖めている状態ともいえるでしょう。
そんな冷蔵庫が、より強く熱を発するタイミングは冷蔵庫内の室温が高くなった時です。
そのため、冷蔵庫を開けっぱなしにしがちな人や、冷蔵庫を一日に何度も明ける人は注意が必要です。

電気機器の熱は意外と見落としがちな熱源です。

暑い夏に負けない涼しい部屋にする3つの対策

外よりも家の中が熱い原因を紹介しました。
その原因を踏まえて、外よりも家の中を涼しくする3つの対策を紹介します。

涼しい部屋は断熱性の強化対策が重要

建物は外気温や太陽光を吸収するため、エアコンをつけても涼しくならないと感じる場合は、断熱性の強化を試みましょう。
壁や屋根に断熱効果のある塗料や素材を施工出来ればベストですが、賃貸だったり出費が厳しい場合は窓から対策するのがおすすめです。

窓には遮熱フィルムを貼り、カーテンを遮光性や断熱効果の高い厚手のものに変えるだけでもエアコンの効きはよくなります。

涼しい部屋は風通し対策が重要

家の中がジメジメとしていたら、空気が滞留している証拠です。
湿気によるジメジメは不快指数を高める要因ですので、外の空気と入れ換えましょう。
また、日が昇り切った後の換気は、太陽の熱で温まった空気を取り入れてしまい逆効果になることもあるため、比較的涼しい早朝や日が沈みだした夕方などがおすすめです。

間取り的に家の中の風の流れが悪い場合は、扇風機やサーキュレーターを使って室内の空気を循環させましょう。
新鮮な空気を取り入れるためにも必要ですが、エアコンなどの冷気を家中に循環させる効果もあります。

涼しい部屋は電気機器の使用対策が重要

暑さ対策で見落としがちなのが、家電や電気機器の発熱です。
イメージしやすい例でいうと照明の電球ですが、数時間点けたままにした電球を触ると火傷するほど熱くなります。
そんな熱を帯びた電気機器を、意識せずに使いっぱなしにしている場合は、部屋の空気を温めていることと変わりありません。

不要な電気機器はこまめにオフにすることや、冷蔵庫は必要最低限の開閉を素早くおこなうなど工夫をし、熱を発生させないようにしましょう。
また、照明をLED照明に変えるなど発熱の少ない機器を選ぶのも一つの方法です。

とはいえ、エアコンや扇風機など涼しくさせるための電気機器は我慢せずに使い、熱中症にならないように気を付けましょう。

まとめ

暑い夏を快適に過ごすためには、部屋が外よりも暑くなる原因を知り、適切な対策を講じることが大切です。
今回紹介した方法を試して、少しでも涼しい夏をお過ごしください。
BeCoolでこれからも涼しくなるヒントをお届けしますので、どうぞご期待ください!

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