涼しい家の工夫

暑い夏を快適に!日差しに強い庭木で涼しい家をつくろう

暑い夏を快適に!日差しに強い庭木で涼しい家をつくろう 涼しい家の工夫

夏の暑さは、時に厳しいものがありますよね。
私は夏の暑さを和らげる方法として、植樹をおすすめします。
なぜなら、植樹は家を涼しく保つ効果があるからです。
今日は、そんな日差しに強く、涼しさをもたらすおすすめの庭木を紹介します。

植樹は家を涼しくする?

まずはじめに、植樹とは木のみを対象に植えるという意味で使います。
似た言葉に「植栽」がありますが、これは木や花、草といった植物全般を対象に使います。

植樹は、自然のエアコンとも言える存在です。
庭先の枝葉が日差しを遮り、蒸散作用で周囲の温度を下げてくれます。
また、木陰は体感温度を高める要因である輻射熱や放射熱を遮る効果もあります。
健康的に育っている樹木であれば、地中から吸い上げた水分により地表を冷却してくれるため、木陰の庭先から熱せられた反対の地表との温度差で風を作ってくれます。
それにより、庭から敷地の外へと風の道ができ風通しの良い空間が生まれます。

家が物理的に涼しくなるとともに、緑が多いと心理的にも涼しさを感じやすくなります。
適切な庭木を選ぶことは、夏の暑さ対策に非常に効果的と言えるのです。

日差しに強いおすすめの庭木

家の庭に植樹することで涼しくなる原理がわかったところで、次にどんな樹木を選べばいいかを紹介します。
庭木には大きく分けて2種類あります。

落葉樹:季節ごとに花を咲かせ葉を落とす樹木
常緑樹:一年を通じて緑の葉が生い茂っている樹木

日差しに強い木の名前日差しに強い理由
シマトネリコ常緑樹
南国原産の夏に強い樹木です。
細かい葉ですが、枝を広げて成長するので木陰を作ってくれます。
観葉植物としても人気が高く育てやすいです。
ただ、南国原産のため日当たりの悪い場所や寒冷地には向いていません。
ヤマボウシ落葉樹
落葉樹の中で日差しに強い樹木です。
枝を広げて成長し、木陰を作るとともに夏に花を咲かせるので、機能面と景観の良さで人気が高いです。
セイヨウニンジンボク落葉樹(低木)
成長の早い、夏にも冬にも強い落葉低木です。
枝を横に広げて育ち、咲く花も美しく樹高は2~3mほどに育ちます。
家をすっぽりと覆うような木陰は作れませんが、植樹の組み合わせによって密な影を作ることができます。
ブラシノキ(ハナマキ)常緑樹(低木)
コップを洗うブラシのような花を初夏に咲かせる常緑低木です。
夏に強いですが、寒さは少し苦手なので関東以南におすすめです。
樹高は1~3mほどとそこまで大きくなる木ではありませんが、植樹の組み合わせによって密な木陰を作れます。

まとめ

植樹を通じて、家を涼しく保つことは十分可能です。
日差しに強い庭木を選ぶことで、夏の暑さを自然に和らげ、快適な生活空間を作り出すことができます。
私の経験からも、これらの庭木は夏の暑さ対策に最適です。
皆さんも、自宅の庭に適した木を選んで、涼しい夏をお過ごしください。
BeCoolで紹介した方法を試して、暑い夏を乗り越えましょう!

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