涼しい家の工夫

暑さ対策?照明をLEDに変えるメリット・デメリットと選び方

暑さ対策?照明をLEDに変えるメリット・デメリットと選び方 涼しい家の工夫

こんにちは、BeCoolの山本です。
今回は、暑さ対策として照明をLEDに変えるメリット・デメリットと選び方についてお話ししたいと思います。

照明は、部屋の雰囲気を作るだけでなく、室温にも影響します。
特に夏場は、熱を発する照明が暑さの原因になることもあります。
そこで、暑さ対策として照明をLEDに変えることを検討している方も多いのではないでしょうか。

LED照明は、従来の白熱灯や蛍光灯に比べて、省エネで長寿命であり、発熱も少ないという特徴があります。
しかし、一方で、色温度や光量などの選び方が難しかったり、初期費用が高かったりするというデメリットもあります。

そこで、今回は、暑さ対策として照明をLEDに変えるメリット・デメリットと選び方について紹介しますので早速見ていきましょう。

LED照明のメリット

LED照明には、以下のようなメリットがあります。

省エネで長寿命

LED照明は、白熱灯や蛍光灯に比べて、電力消費が少なく、寿命が長いです。
例えば、白熱灯60W相当のLED電球は、約10W程度の電力で同じ明るさを得られます。
また、白熱灯の寿命は約1000時間ですが、LED電球は約40000時間も持ちます。
これは、毎日8時間点灯した場合でも、約13年間使える計算です。
つまり、LED照明は、電気代やランプ交換のコストを大幅に削減できるということです。

発熱が少ない

LED照明は、白熱灯や蛍光灯に比べて、発熱が少ないです。
白熱灯は、消費した電力の約90%を熱に変えてしまいますが、LED電球は約30%程度です。
また、蛍光灯は点灯時に水銀蒸気を発生させるため、温度が上昇します。
これに対して、LED電球は半導体素子で光を発するため、水銀蒸気を発生させません。
つまり、LED照明は、部屋の温度上昇を抑えることができるということです。

LED照明のデメリット

LED照明には、以下のようなデメリットもあります。

色温度や光量の選び方が難しい

LED照明は、色温度や光量などのパラメーターが多くあります。
色温度とは、光の色味を表す指標で、低いほど赤みがかかり、高いほど青みがかかります。
光量とは、光の明るさを表す指標で、高いほど明るくなります。
これらのパラメーターは、部屋の雰囲気や用途によって適切な値が異なります。

例えば、リビングや寝室では、色温度が低くて光量が少ない暖色系のLED電球がおすすめです。
一方、キッチンや書斎では、色温度が高くて光量が多い昼白色系のLED電球がおすすめです。
しかし、これらのパラメーターは、パッケージに記載されているだけでは分かりにくいこともあります。
また、同じパラメーターでも、メーカーや製品によって実際の色味や明るさが異なることもあります。
つまり、LED照明は、自分の好みや目的に合ったものを選ぶのが難しいということです。

初期費用が高い

LED照明は、白熱灯や蛍光灯に比べて、初期費用が高いです。
例えば、白熱灯60W相当のLED電球は、約1000円程度ですが、白熱灯は約100円程度です。
また、蛍光灯40W相当のLED蛍光灯は、約2000円程度ですが、蛍光灯は約500円程度です。
つまり、LED照明は、一度に多くのランプを交換するときには負担が大きいということです。

LED照明の選び方

LED照明を選ぶときには、以下のポイントに注意しましょう。

色温度や光量を確認する

前述したように、色温度や光量は部屋の雰囲気や用途によって適切な値が異なります。
色温度はK(ケルビン)で表されます。

一般的には、2700K以下が暖色系でリラックスできる空間に向いており、5000K以上が昼白色系で作業や勉強に向いています。
また、3000K~4000K程度が中間色で万能に使えます。
光量はlm(ルーメン)で表されます。一般的には、10畳程度の部屋では1000lm以上が必要です。
また、目的別には以下の目安があります。

  • リビング:300~500lm
  • 寝室:200~300lm
  • キッチン:800~1000lm
  • 書斎:500~800lm

これらの値はあくまで参考ですので、自分の好みや部屋の状況に合わせて調整しましょう。

口金や形状を確認する

LED照明を選ぶときには、口金や形状も重要です。
口金とは、ランプと器具を接続する部分のことで、E26やE17などの記号で表されます。
形状とは、ランプの外観のことで、電球型や蛍光灯型などがあります。
これらは互換性がありませんので、交換する前に既存のランプと同じものを選ぶ必要が例えば、白熱灯60W相当のLED電球を選ぶときには、口金がE26で電球型であることを確認しましょう。
また、蛍光灯40W相当のLED蛍光灯を選ぶときには、口金がG13で蛍光灯型であることを確認しましょう。
パッケージには、これらの情報が記載されていますので、よく見て比べましょう。

メーカーや製品の評判を調べる

LED照明は、メーカーや製品によって実際の色味や明るさが異なることがあります。
また、品質や耐久性にも差があることがあります。
そこで、LED照明を選ぶときには、メーカーや製品の評判を調べることもおすすめです。
インターネットや雑誌などで、専門家やユーザーのレビューやランキングなどを参考にしましょう。また、実際に店舗で見て触って確かめることも大切です。
自分の目で見て感じた印象や感覚を信じましょう。

まとめ

今回は、暑さ対策として照明をLEDに変えるメリット・デメリットと選び方についてお話ししました。
LED照明は、省エネで長寿命で発熱が少ないというメリットがありますが、色温度や光量の選び方が難しかったり、初期費用が高かったりするというデメリットもあります。
そこで、LED照明を選ぶときには、色温度や光量を確認したり、口金や形状を確認したり、メーカーや製品の評判を調べたりすることが大切です。

まだまだ続く暑い夏。
部屋の温度を下げるだけでなく、電気代も節約できるLED照明に変えてみませんか?
自分に合ったLED照明を見つけて、快適な暮らしを楽しみましょう。

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